こんにちは。
斎藤です。
きょうは、40歳の息子を持つ親御様が、もっとも困っていることについて、
お話ししますね。
親御様向けの結婚セミナーを開いたとき、親御様がいちばん知りたい内容は、
何だかわかりますか?
それはね、どうすれば、自分の40歳の息子は結婚する気になってくれるのかしら?
ということなのですよね。
セミナー後の質問タイムでも、
「40歳の息子が結婚に関心を示さないんです」
「結婚に興味をもたせるにはどうしたらいいのかしら」
に、話が集中することがあります。
お母様がわたしの結婚相談所に電話をかけてきて、えんえんと、1時間以上、
堰を切ったようにこの心配事について、話し続けるときもあります。
息子が何を考えているのかわからない。。。。
結婚する気があるのかないのかすらも、わからない。。。。。
結婚の話題がちょっとでもでると、息子は逃げて行ってしまう。。。。
話し合いたいと思って三連休に時間を空けて待っていたのに、避けて帰ってこなかった。。。。
そのために、お母様ご自身の老後がどういうものになるのか、見通しが立たないから、
余計に不安になるんですよね。
でもね、その息子さんたちは、わたしのところへ来ると、
結婚する気がないなんてことは、一言も言わないんですよね。
一言も言わないんですよ。
本音を素直に話してくれます。
こういう話は、男同士、友人でもしないんだけどっていいながらね。
つまりね、
「僕に結婚してもらいたいと思っている母の気持ちはよくわかっています」って。
「これ以上親に心配をかけたらいけないな、とは思うんですが、、、、」って。
「でも、もう、自分だけでどうにかしようとしても、もうどうにも相手はみつからないんです」って。
「結婚して、孫の顔を見せてあげられたら、親孝行できるんですが」ってね。
けっこう、とつとつと、気持ちを話してくれます。
うんうん、そうだよね、ほんとにそうだよね、って思いながら、わたしは聞いています。
最初の就職した会社が人間関係キツクッテ、
そいでやっとのこと時間やりくりして行政書士の資格取って、
脱サラしたまでは良かったんですけど、
先輩の事務所に3年お世話になっていた間も給料が安くって、
独立したあとも、やっていくのがタイヘンで、
今でも食べていくだけでカツカツなんですよ。 ってね。
来年は年収が上がるかな。。。
来年こそは年収が上がるかな。。。
そしたらステキな女性を見つけて結婚したいな。。。。
って考えているうちに、あっというまに40歳を過ぎてしまっていました。。。。 って。
いっしょうけんめい話してくれます。
うんうん、そうだよね、ほんとにそうだよね、って思いながら、わたしは聞いています。
仕事していくのって、タイヘンですよね。
ごはん食べていくのって、カンタンじゃないですよね。
うんうん、、ほんとにそうなんですよね、。
男の人って、みんないっしょうけんめいなんですよね。
なにも考えていないようなそぶりをしていても、そとでは懸命に闘っているんです。
奥さんを養えるようになったら結婚しよう、ってがんばってきているんですよね。
みんないっしょうけんめいなんですよ、ね。
それがなかなか親御さんには伝わっていかないんですよね。
カッコわるい! ウザい!って思っちゃって、言葉にできない!
残念なことに。
ね、みなさんがわたしに話してくれるのと同じように、
みなさんの気持ちを、親御さんにも、話してあげてほしいです。
親御さんに心配かけないように、という気遣いが、
かえって息子は何を考えているのかわからない、
ということにしてしまっているのですよ。
独身男性と話していていつも感じることは、みんなとっても親御さんのことを
気にかけているということなんですよね。
親御さんのことを気にかけているし、
親御さんのことを大切に思っているし、
そうして、少しでも親孝行をして、親御さんに幸せになってもらいたいと
心底考えているんですよね。
「僕、ほんとうは、おかあさんの気にいるような女性と結婚したいとおもっているんです」
あなたの気持ちをそのまんま、おかあさんにつたえてあげてくださいね。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます!!